AT実践セミナー2026 参加型セミナー開催!!

先日、千葉県AT協議会主催の「アスレティックリハビリテーションの段階的構築」をテーマに、AT実践セミナー2026を開催させていただきました。
今回のセミナーで大切にしたのは、
「答えを得る」のではなく、「考え方を持ち帰る」こと。
アスレティックリハビリテーションの現場では、教科書通りにいかないことや、「ここからどう進める?」「この判断で本当に大丈夫?」と迷う場面がたくさんあります。
そこで今回は、講師が一方的に知識を伝える形式ではなく、
ショートレクチャー → グループディスカッション → 全体ディスカッション という参加型の形式で実施しました。
講師からは、それぞれの経験をもとに、現場で直面する「問い」を提示しました。
神崎先生:「主観的な問題」と「客観的な問題」が一致しないとき、私たちは何を見て、どう判断するのか?
清水先生:競技動作遂行能力や体力・動作レベルを、どのように評価し復帰につなげるのか? また、医療機関とチームの関係をどう調整するのか?
金成:バランス・筋力・ランニング・ジャンプ・ステップ動作を、どのように段階的にレベルアップしていくのか?
金成担当の「介入・負荷設定」では、単に「できたから次へ進む」のではなく、高さ・長さ・速さ・正確さ(再現性)・複雑さという視点から負荷を考える。
例えば、ステップ動作を行うときには 短い→長い、遅い→速い、アクション→リアクション。ジャンプ動作を行うときには、高さ、速さ、SSC、複合など、実際のトレーニング場面を想定しながら、負荷をどう変化させるのか。
フィードバックするときは鏡なのか、動画なのか。
その動作が1回できたこと=次の段階へ進んでよいのか。疲労によっての動作変化の確認、代償動作の確認、本人の感覚の確認など、常にいろいろなことを考えながら「負荷設定」をしていくことを、
講義させていただきました。
今回参加いただいた皆さんは、職種や活動する環境、経験もさまざま。だからこそ、一つのテーマに対して異なる視点から意見が出され、講師にとっても多くの気づきが得られる時間となりました。参加者全員からアンケート回答をいただき、特に「さまざまな立場の意見や考え方に触れられた」ことを評価する声が多く寄せられました。
正解を教えるセミナーではなく、
明日から現場で「どう考えるか」を増やすセミナー。
今後も、経験年数や職種に関係なく、安心して意見を交わしながら、アスレティックトレーナーとしての「考え方」を深められる場をつくっていきたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!




