これまでの思い

トレーナーの原点

私は高校時代サッカー部に所属し、速く走るためにはどうすればよいのか？何を食べれば体が大きくなるのか？など身体づくりについて日々探求していたのを覚えています。その頃、トレーナー（恩師）の方のかばん持ちをさせていただく機会がありました。
多量の汗を流しながらチームの一員として戦い、選手を全力でサポートしている様子を目の当たりにしたとき、「自分もトレーナーになる！」と決心したのを覚えています。
大学時代ではサッカー部のトレーナーとしてチームサポートの大切さを学び、ゼミではトレーナースピリッツを学びました。ここで出会った大学恩師、仲間と語った時間は私のトレーナーとしての原点になっているのは間違いありません。

理学療法士としての原点

大学卒業後にサッカーＪリーグでトレーナーをさせていただきました。1年目のある日、トップ選手のリハビリを担当しているとき、選手からの質問に的確に答えられない自分を責めることがありました。「選手は早期復帰できなければ契約更新できない。生活が懸かっている。当時のフィジオセラピストの方のような対応もできず、中途半端な知識・技術で自信を持って対応できていない。このままでいいのだろうか。」と悩んだ末、リハビリ専門家の勉強をする決断をしました。学校に行きながら、Jリーグでトレーナーをさせていただいた当時のチーム関係者の方々には今でも感謝しかありません。

窮めるために

理学療法士の資格取得後もチームに所属しながら医療機関のリハビリ室で研修を受けていましたが、リハビリをもっと窮めなければ選手に対して失礼だと感じ、自らチームを離れる決断をしました。医療機関で理学療法士として勤めることになったのですが、運よく、理学療法士をしながら多くのトレーナー活動を行うことができました。20年間日本代表やプロアスリート、社会人、高校、中学、小学生など様々なカテゴリーの選手をサポートすることができました。ここで培われた経験、スキル、知識（治療、パフォーマンスアップ、コンディショニング、コミュニケーションなど）、そして仲間や繋がりはかけがえのない財産となっています。

これからの思い

25年間にわたり、アスレティックトレーナーとして、パーソナルトレーナーとして、理学療法士として、講師として、経営者として、多くの方々の支えをいただきながら、様々な経験をさせていただいてきました。
そこには皆さまへの「感謝」の思いと同時に「喜び」があるからこそ継続できてきたと感じております。
「繋がる喜び」、「育てる喜び」、「学ぶ喜び」、「支える喜び」、「超える喜び」
この思いを更にカタチにしたく、2020年7月に「株式会社メディフィットジャパン」を創設いたしました。
より良い身体、より良い人材、より良いチームを創り出し、そして皆で一緒に今を超えていけることを目指して、
医療機関、教育機関、行政、企業、チーム、各種団体とコラボレーションし、子供から高齢者の健やかな生活を、またアマチュアからプロフェッショナルアスリートの競技力向上を、目指していきます。