子供たちの未来のために「現場 × データ × 医科学」を

今年、クーバー・コーチング・アカデミーの傷害アドバイザーとして関わらせていただき、11年目を迎えました。
年間を通じて全国150校のスクールから寄せられる傷害報告をもとに傾向分析を行い、指導者の皆さまが、より安全で効率的、かつ効果的な指導につなげていけるよう、医科学的な知見を踏まえた年4回のPreview/Review資料を通してアドバイスを行ってまいりました。
今年は、より現場にコミットし、さらに本質的な関わりを持たせていただきたいという思いから、オンラインではありますが、全国の指導者の皆さまとディスカッションの時間を設けていただく機会を得ることができました。
ウォーミングアップやクールダウン、傷害予防の実践と課題、熱中症対策など、テーマは多岐にわたりますが、共通しているのは「最大限の安全配慮」と「限られた時間の中で、いかに効率的に練習を行うか」という視点です。
その根底には、子どもたちが技術を学びに来ているという成長への意欲と、サッカーを純粋に楽しむ心を育むことが前提としてあります。
前回に続き、今回も100名を超える指導者の方々にご参加いただき、多くの意見を交わしながら、子どもたちのためにより良い環境を追求していくこの時間と、多くの指導者の方々の本質を捉えた質問やコメントには、弊社トレーナースタッフも大きな責任を感じると同時に、大きな学びとなっています。
改めて、このような貴重な場をいただけていることに、感謝しかありません。
引き続き、子供たちの未来のために「現場 × データ × 医科学」に対して取り組んでいきたいと思います。




